Flight Report

今日の一枚!

2月21日(土)です。

2015年審査員講習会に行ってきました!

いつもお元気な将軍様にも、お会いできました!!

今回は、いただいた資料の一部をご紹介します。

また、成家さんの解説はF−15が中心でした。

 

今回の講習会の最も目玉は、以下の二つでしょうか。

1つ目は、

日本模型航空連盟のホームページの日本選手権(F3A)の説明には、

「昨年同様、予選がP-15、決勝がF-15の使用となる」

となっていました(すでに削除されています)が、訂正がありました。

日本選手権(本戦)の予選ラウンドは、P-15が2ラウンドと、

F-15が1ラウンド行われることが、正式に発表されました。

2つ目は、

ルールに対する統一見解です。

そのうち一つは、騒音測定が行われない場合の計時方法。

もう一つは、ダブルインメルマンのルールの統一見解です。

というわけで、多くの方が大好きな、「横長」でも、正確であれば、

正確性においての減点はなくなります。(横短?でもOKですよ!)

今回は、ダブルインメルマンの解釈は明確に変わったと言えます。

 

 

あっ!来月の大会の宿、予約したっけ?と言う時は!

 

 

さて、では全体のうち、管理人がちょっと気になったところを、

資料の写真を掲載しておきます。

今年の資料の表紙です。

 

このあたりは変更ありません。

 

ここも、今まで通りです。

 

変更はありませんが、中央の演技の入りと出の高度、揃ってますか〜〜?

 

改めての、説明。付則5B.4、とても重要ですよ!

 

スナップロールは、このように明確になっています。

バレルロールや、見せかけた軸ロールでも、0点ではありませんが、

厳しく(5点以上)減点されます。

 

ライン(経路)の説明と、減点方法です。

ロールの前後にライン(経路)が完全になかった場合は、3点減点です!!

たとえば、P−15のハンプティバンプの下りのロールの前と後に全く直線

がなかったら、3+3で6点減点です!さらにRが違ってたりしたら、

あっという間に2点、3点になっちゃいますね!!

 

スピンも、こんなに詳しく説明が載ってますよ!

 

センターずれの減点は1〜4点。センターずれただけで、の話ですから、

センターちょっとずれただけなら9点もらえる!と思ったら大間違いですね〜!

また、奥行の距離は、機体の大きさや見やすさによっても違うということですが、

175m以上は少なくとも1点、200m以上は厳格に(2〜3点)減点されます。

なお、サイド演技の開始と終了の高度は同一である必要はない、と書かれています。

 

 

 

というわけで、以下は廣瀬さん、成家さんの解説風景と、

F−15の解説画像を掲載します。

なお、スクリーンに移っている解説の図ですが、「ロール」のところ、

アレスティ図なら「1/2ロールだろっ!」っていう表記がありますが、

これはアレスティ図ではありませんので、あくまで解説用の図として

見てください。パターンはあくまで、FAIのスポーティングコードが

正式なものですので、間違えないようにご注意ください。

 

 

 

 

 

F-15の最初のダブルインメルマン。

ループ開始と同時にロールも開始ですよ、と。

ストールターン。

降下でスナップロール。高度変更OKですね!

ゴルフボールです。ロール前後の直線と、同一のR。

上昇スナップ&スナップ、間に経路(直線)はNG!

 

 

これ、難しいですよね〜!

下りになる時のRが、小さくなりやすいとの注意。

 

 

高度が高くなりやすい、バーティカルキューバン。

同一方向の部分ロールなので、短い経路が必要です。

 

 

ここのロールはオポジット(切り返し)ですから・・

切り返す時は経路(ライン)があってはいけません。

 

 

これは、ロール前後のラインと、Rに注意。

図に誤りが。演技開始位置が中央になります。

スプリットSなので、スナップ後にライン無ですよ!

4回もフルロールするんです!これは難しい!

 

 

 

 

今日の言葉

やっぱり、苦労してでも出席した甲斐のある講習会でしたよ!

こればかりは、HPでは表現しきれません。

みなさん、ぜひ次回は出席することをお勧めします!!

主催と講師を務められた連盟と役員の皆様、ありがとうございました。